れん‐ぷ【臉譜】
《「臉」は顔の意》京劇など中国古典劇の化粧法で、俳優の顔に施す隈取(くまど)り。仮面から脱化して、清朝末期に現在の様式が完成。異なった彩色により、その人物の性格を示す。けんぷ。
ろくしょう‐じ【六勝寺】
平安末期、京都市左京区岡崎付近に建てられた御願寺の総称。いずれも寺号に「勝」の字を含む法勝寺・尊勝寺・最勝寺・円勝寺・成勝寺・延勝寺の6寺で、中世に兵乱などにより廃絶。
ろくじょう‐け【六条家】
平安末期から鎌倉初期にかけて栄えた和歌の家系。京都六条烏丸に住んだ藤原顕季(ふじわらのあきすえ)を祖とし、顕輔(あきすけ)・清輔・顕昭(けんしょう)などすぐれた歌人・歌学者を出した。趣向を重んじ...
ろっ‐かしゅう【六家集】
平安末期から鎌倉初期の代表的な歌人六人の私家集の総称。藤原俊成の「長秋詠藻(ちょうしゅうえいそう)」、西行の「山家(さんか)集」、藤原定家の「拾遺愚草」、藤原良経(ふじわらのよしつね)の「秋篠月...
わ
[終助]活用語の終止形に付く。 1 主に女性が用いて、軽い決意や主張を表す。「もう忘れてしまった—」「わたしも出席する—」 2 驚き・感動・詠嘆の意を表す。「まあ、きれいだ—」「水は出ない—、電...
わか‐してんのう【和歌四天王】
和歌にすぐれた四人の称。鎌倉末期から南北朝時代に活躍した二条派の頓阿・慶運・浄弁・兼好。また、江戸時代に京都に住んだ澄月・慈延・小沢蘆庵・伴蒿蹊(ばんこうけい)。
ワット‐ラーチャブラナ【Wat Ratchabrana】
タイ中部の古都アユタヤにある仏教寺院。15世紀に王位継承の争いで共倒れした二人の兄のために、弟である新王ボロムラーチャー2世が建立したとされる。クメール様式をはじめ、各様式の仏塔が立ち並ぶ。1...
ワルシャワ‐ほうききねんひ【ワルシャワ蜂起記念碑】
《Pomnik Powstania Warszawskiego》ポーランドの首都ワルシャワ、クラシンスキ公園の東側にある記念碑。第二次大戦末期の1944年に、ワルシャワ市民がドイツ軍に対して一斉...
ゑ
1 五十音図ワ行の第4の仮名。現在は、五十音図ア行第4の仮名(ならびに五十音図ヤ行第4の仮名)「え」と発音上の区別がなく、現代仮名遣いではこの仮名は用いられない。しかし、歴史的仮名遣いでは「え」...
を
1 五十音図ワ行の第5の仮名。現在は、五十音図ア行第5の仮名「お」と発音上の区別がなく、現代仮名遣いでは、助詞「を」以外には、この仮名を用いない。しかし、歴史的仮名遣いでは「お」と区別している。...