うら【末】
1 植物の葉や枝の先。こずえ。うれ。「小里なる花橘(はなたちばな)を引き攀(よ)ぢて折らむとすれど—若みこそ」〈万・三五七四〉 2 すえ。端。「—弭(はず)」 [補説]古くは「うれ」が単独で用い...
うれ【末】
草の葉や茎、木の枝の先端。こずえ。うら。「うちなびく春立ちぬらし我が門(かど)の柳の—にうぐひす鳴きつ」〈万・一八一九〉
おい‐すえ【生ひ末】
「生い先」に同じ。「命あらばそれとも見まし人知れぬ岩根にとめし松の—」〈源・橋姫〉
お‐すえ【御末】
1 内裏、または室町時代の将軍家で、諸臣との応対に用いられた奥向きの一室。また、そこに詰めた者。 2 江戸時代、将軍家または大名家で、水仕(みずし)・雑役などに従事した下級の侍女。また、その詰め...
お‐そまつ【御粗末】
[形動]下等・低級であるとして、ひやかし、また謙遜・自嘲などの気持ちをこめていう語。「値段の割には—な料理」「我ながら—な話だ」
おりたたみ‐たんまつ【折(り)畳み端末】
⇒フォルダブル端末
オールインワン‐けっさいたんまつ【オールインワン決済端末】
⇒マルチ決済端末
かいこくしまつ【開国始末】
伝記。1巻。島田三郎著。明治21年(1888)刊。井伊家の諸記録をもとに、井伊直弼(いいなおすけ)の大老就任から暗殺に至る間の始末を詳述し、直弼の立場を弁護している。
かなのもとすえ【仮字本末】
江戸後期の語学書。2巻、付録1巻。伴信友(ばんのぶとも)著。嘉永3年(1850)刊。神代文字を否定し、仮名の起源と発展を探究・考証したもの。
かん‐まつ【巻末】
書物や巻物などの終わりの部分。巻尾。⇔巻頭。