らくじょう【落城】
田宮虎彦の歴史小説。昭和24年(1949)発表。東北地方の架空の藩、黒菅の悲劇を描いた連作小説の一つ。同作を表題作とする小説集は他に「末期の水」「菊の寿命」などの作品を収め、昭和26年(1951...
らくちゅうらくがい‐ず【洛中洛外図】
京都市中とその郊外の名所や風俗を俯瞰(ふかん)するように描いた絵画。室町末期から江戸時代にかけて盛行し、六曲一双の屏風(びょうぶ)絵を主として画巻・画帖(がじょう)などもある。
らくてん‐ペイ【楽天ペイ】
楽天によるモバイル決済サービス。専用アプリを利用し、実店舗においてスマートホンでバーコードやQRコードを提示したり、端末に表示されたQRコードを読み取ったりすることで即時決済できる。オンラインシ...
ラクベレ【Rakvere】
エストニア北部の都市。タリンの東約90キロメートルに位置する。13世紀にデンマーク人が築いた城に起源するラクベレ城や、ネオゴシック様式の聖三位一体教会がある。19世紀末に開設された劇場が有名。
ラグタイム【ragtime】
19世紀末、米国の黒人により作り出されたピアノ音楽の演奏様式。シンコペーションを伴うメロディーが特徴で、ジャズの一つの源流ともなった。
ラグナロク【Ragnarok】
北欧神話で、世界の終末。神々と怪物が壮絶な戦いを繰り広げたのち、全世界が炎に包まれ、大地は海に没する。ラグナレク。神々の黄昏(たそがれ)。
ラ‐グレット【La Goulette】
チュニジア北部の港町。首都チュニスの東約10キロメートルに位置し、地中海のチュニス湾に面する。7世紀末よりアラブ人の港があり、16世紀にスペイン王カルロス1世が要塞を建造。オスマン帝国時代に城壁...
ラシャ【(ポルトガル)raxa】
紡毛を密に織って起毛させた、厚地の毛織物。室町末期ごろに輸入され、陣羽織・火事羽織、のち軍服・コート地などに使われた。
らしょう‐もん【羅生門】
⇒羅城門(らじょうもん)
謡曲。五番目物。金春を除く各流。観世小次郎信光作。今昔物語などに取材。ワキ方中心の曲で、渡辺綱が羅生門にすむ鬼と戦い、鬼の片腕を斬(き)り落とす。
芥川竜之介の小...
ラスウエルガス‐しゅうどういん【ラスウエルガス修道院】
《Monasterio de Santa María la Real de Las Huelgas》スペイン中北部、カスティーリャ‐レオン州の都市ブルゴスにある王立修道院。市街西部に位置する。1...