かん【缶〔罐〕】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) 1 金属製の容器。「缶詰/空き缶・製缶」 2 「缶詰」の略。「牛缶」 3 湯わかし器。「薬缶(やかん)」 4 蒸気機関のかま。「汽缶」 [補説]「...
かんせい‐ろん【感性論】
《(ドイツ)Ästhetik》本来、感性的認識についての理論をさしたが、転じて美学を意味する。
邯鄲(かんたん)の歩(あゆ)み
《昔、燕の青年が邯鄲に歩き方を習いにいったが習得できず、故国の歩き方も忘れてはって帰ったという「荘子」秋水の故事から》むやみに他人のまねをすれば、自分本来のものも忘れて、両方とも失うことのたとえ。
噛(か)んで含(ふく)・める
1 親が、食物をかんで柔らかくして子供の口に含ませてやる。 2 よく理解できるように丁寧に言い聞かせる。「—・めるような説明」 2について、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「噛んで含...
かん‐ぷ【還付】
[名](スル)もとの持ち主に返すこと。特に、裁判所や行政機関が本来の所有者に返すこと。返還。「所得税の超過額を—する」
かんりょう‐ないかくせい【官僚内閣制】
官僚が内閣の政策に強い影響力を及ぼしている状態を指摘する表現。 [補説]日本の政治制度は本来議院内閣制だが、実際には政策立案の実務等を各省庁の官僚が主導し、これを閣僚などが形式的に追認する形で進...
カーネーション【carnation】
ナデシコ科の多年草。高さ20〜90センチ。葉は線状で対生し、茎とともに白みを帯びる。夏に花をつけ、花色は赤のほか桃・白色などがあり、八重が多く栽培されるが、本来は5弁花。南ヨーロッパ・西アジアの...
が‐い【我意】
[名]自分一人の考え。自分の思うままにしようとする心持ち。わがまま。我(が)。「あくまでも—を通す」
[形動]《中世後期以降の口語》 1 自己中心で独断的な考えや意志を押し通そうとするさま。...
がい‐きょく【外曲】
1 尺八・胡弓などで、本来他の楽器のために作られた曲を編曲して演奏するもの。⇔本曲。 2 地歌で、組歌(三味線組歌)でないもの。また箏(そう)曲で、組歌(箏(こと)組歌)でないもの。→組歌
がえん・ずる【肯んずる】
[動サ変][文]がへん・ず[サ変]承諾する。聞き入れる。引き受ける。がえんじる。「頑として—・じない」 [補説]「かえ(肯)にす」の音変化、本来は承諾しないの意。「に」に含まれている否定の意が忘...