げ‐こん【下根】
《「根」は本来の性質の意》仏語。教えを受ける性質・能力が生まれつき劣っていること。仏道を修行する力の乏しいこと。また、その者。下機(げき)。下機根。→上根 →中根
げん‐い【原意】
もとの意味。本来の意味。「—を損なわない程度に表現を改める」
げん‐ぎ【原義】
その言葉が本来もっていた意味。もとの意味。原意。「言葉の—をただす」「—未詳」
げん‐しつ【原質】
1 本来の性質。 2 そのものを組成する根本の物質・要素。「糖—」
げんじょう‐かいふく【原状回復】
ある事情によってもたらされた現在の状態を、本来の状態に戻すこと。例えば、契約を解除した場合、契約締結以前の状態に回復させること。
こう【亘】
[人名用漢字] [音]コウ(呉)(漢) セン(呉)(漢) [訓]わたる 端から端まで及ぶ。わたる。「亘古(こうこ)」 [補説]「亘(せん)」と「亙(こう)」は本来別字。「亘」は「めぐる」意、「亙...
こ・う【恋う】
[動ワ五(ハ四)]特定の相手に心ひかれて、その人を思い慕う。また、特別な人物や場所などを強く慕う。恋する。「亡き妻を—・う」「故郷を—・う」「昔を—・う」
[動ハ上二]《本来は、時間的、空間...
こうしかん‐げんし【格子間原子】
結晶格子内において配列の乱れの元となる、本来原子が無い格子間に割り込んだ原子。格子欠陥の一つ。侵入型原子。割り込み原子。
こう‐てい【校定】
[名](スル)古典などの、異同や誤りのある本文について、他の伝本・資料と比較したり語学的に検討したりして、本来あるべき形を特定すること。「万葉集を—する」
こうどう‐てんじ【行動展示】
主に動物園で、動物本来の特徴的な行動を引き出し、それを観察できるような工夫をした展示。たとえば潜水が得意なペンギンのため、水中での行動を見られるよう工夫した展示などをさす。行動的展示。→生態展示...