ぜ
「せ」の濁音。歯茎の有声破擦子音[dz]と母音[e]とから成る音節。[dze] [補説]清音「せ」に対する濁音としては、本来、歯茎の有声摩擦子音[z]と母音[e]とから成る音節[ze]が相当する...
ぜいせいせんい‐おんど【脆性遷移温度】
金属は一定の温度以下になると本来の粘り強さを失い衝撃に弱くなる性質があり、その境界となる温度のこと。→中性子脆化 [補説]金属は中性子の照射を受けると脆性遷移温度が上昇するため、原子炉圧力容器の...
そうしき‐ぶっきょう【葬式仏教】
葬儀・法事などを形式的に執り行うのみで、人々の救済や真理の追究など、宗教本来の目的を失ってしまったとして、現代の仏教界を批判して言う語。
そうどうみゃくかん‐しょう【総動脈幹症】
重篤な先天性心疾患の一。心臓から血液を送り出す大動脈と肺動脈が2本に分かれず、両心室から1本の太い血管(総動脈幹)が生じ、そこから冠動脈・肺動脈・大動脈が枝分かれしている奇形をさす。総動脈幹残遺...
然(そ)うは問屋(とんや)が卸(おろ)さない
そんな安値では問屋が卸売りしない。そんなにぐあいよくいくものではないというたとえ。 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「そうは問屋が卸さない」と「そうは問屋が許さない」について...
そう‐めん【素麺/索麺】
《「さくめん」の音変化》塩水でこねた小麦粉に植物油を塗り、細く引き伸ばして、日に干しためん。ゆでて冷水にさらし、つけ汁で食する。煮たものは煮麺(にゅうめん)という。 [補説]素麺と冷や麦は、本来...
そ‐がい【疎外】
[名](スル) 1 嫌ってのけものにすること。「新参者を—する」 2 人間がみずから作り出した事物や社会関係・思想などが、逆に人間を支配するような疎遠な力として現出すること。また、その中での、人...
そくど‐ベクトル【速度ベクトル】
物理学において、物体の運動などを表すベクトル量としての速度。または、物体の速度などを矢印で図示したもの。いずれも、本来、速度が向きと大きさをもつベクトルであることを強調もしくは明示したものといえる。
そ‐せい【素性】
本来の性質。本性。すじょう。
そち‐いたく【措置委託】
高齢者や障害者を家庭で介護することが困難になった場合に、本来は国が行うべき福祉事業を、民間の社会福祉法人に委託すること。