ほん‐と【本途】
1 本来の筋道。本来のこと。 2 「本途物成」の略。
ほん‐とう【本当】
[名・形動] 1 偽りや見せかけでなく、実際にそうであること。また、そのさま。ほんと。「一見難しそうだが—は易しい」「うわさは—だ」 2 本物であること。正しい姿であること。ほんと。「—の絹を使...
ほん‐どうし【本動詞】
1 国文法で、補助動詞に対して、本来の意味で独立的に用いられた動詞。例えば、「読んでみる」の「みる」(補助動詞)に対し、「星を見る」の「見る」の類。 2 英文法などで、助動詞に対して、一般の動詞。
ほん‐にかい【本二階】
中二階に対して、本来の二階。
ほん‐ね【本音】
1 本来の音色。本当の音色。 2 本心からいう言葉。「—が出る」「—を吐く」
ほん‐ば【本場】
1 ある物事が本式に行われる場所。また、盛んに行われている所。「—のフランス料理」「—仕込み」 2 ある物の本来の産地。また、主要・有名な産地。「ワインの—」 3 取引所で、午前中の立ち会い。前...
ほん‐ぶん【本分】
1 人が本来尽くすべきつとめ。「学生の—をわきまえる」 2 そのものに本来備わっている性質。「絵を以て、絵の—以外なる事件の発展をさえ描こうと試みた」〈漱石・文学評論〉
ほん‐む【本務】
本来の任務。また、兼務している場合の、主たる職務。「—に精を出す」
ほん‐もう【本望】
1 本来の望み。もとから抱いている志。本懐。「—を遂げる」 2 望みを達成して満足であること。「留学できるなら—だ」
ほん‐らい【本来】
(副詞的にも用いる) 1 もともとそうであること。元来。「—の目的を考える」「人間は—感情の動物だ」 2 それが当たり前であること。道理であること。「—向こうからあいさつに来るべきだ」 [用法]...