ほん‐がん【本願】
1 本来の願い。本懐。「—を達成する」 2 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が衆生を救済するために起こした誓願。阿弥陀仏の四十八願など。本誓(ほんぜい)。 3 「本願主(ほんがんしゅ)」の略。
ほんがん‐おうじょう【本願往生】
阿弥陀仏の本願によって極楽浄土に生まれること。
ほんがん‐しゅ【本願主】
寺院・仏像などを創立し、法会を執行する発起人。
ほんがん‐じ【本願寺】
京都市下京区にある浄土真宗本願寺派の本山。山号は、竜谷山。通称、西本願寺。文永9年(1272)親鸞(しんらん)の娘覚信尼が、親鸞像を安置した御影堂を吉水(よしみず)に建てたのを起源とする。北陸...
ほんがんじ‐つきじべついん【本願寺築地別院】
⇒築地別院
ほんがんじ‐は【本願寺派】
浄土真宗十派の一。京都の西本願寺を本山とする。本願寺第12世准如(じゅんにょ)の時に東本願寺(大谷派)が別立して以来、両寺相並んで親鸞の法統を継承。