ほんぎょう‐もの【本行物】
歌舞伎狂言の一系統で、題材を能や狂言から移入したもの。
ほんぎょう‐やき【本業焼】
瀬戸で文化年間(1804〜1818)に磁器の製造が始まり、それを新製焼とよんだのに対して、旧来の陶器をさす称。
ほん‐ぎん【本銀】
1 純銀。 2 元金(もときん)。資本金。「人、もし家裡に—を多く貯わうとも」〈中村訳・西国立志編〉
ほん‐くじ【本公事】
江戸時代、金公事(かねくじ)以外の訴訟。
ほん‐くじ【本籤/本鬮】
頼母子講(たのもしこう)などで、掛け金の落札者を決めるくじ。一番の当たりくじ。
ほん‐くにもち【本国持】
江戸時代、国持大名のうち、実際に1か国以上を領有した前田・島津・毛利・池田など10家の大名。
ほん‐ぐう【本宮】
神霊を他に分けて祭ったもとの神社。また特に、熊野本宮大社のこと。本社。もとみや。→新宮
ほんぐう‐しだ【本宮羊歯】
イノモトソウ科の常緑多年生のシダ。紀伊半島南部などで、山地の陰湿な場所に生え、葉は長さ約40センチの羽状複葉。
ほん‐ぐみ【本組(み)】
1 活版印刷で、はじめ棒組にして校正を終えたものを、本式にページに組むこと。また、その組版。 2 江戸時代、江戸の町火消しの組の名。四十八組の一。
ほん‐ぐもり【本曇(り)】
空一面に雲が広がった状態。雲量が9以上で、乱層雲・層雲・層積雲・積雲・積乱雲が他の雲より多い場合をいったが、現在の気象観測では使用しない。