こてい‐しほん【固定資本】
生産資本のうち、何回かの生産過程にわたって機能し、その価値を徐々に生産物に移転するもの。建物・機械・車両など。⇔流動資本。
こ‐はんぽん【古版本】
古い版本。主に室町末期まで、もしくは寛永(1624〜1644)ごろまでのものをいう。
こばなし‐ぼん【小咄本/小噺本】
江戸を中心に明和・安永(1764〜1781)ごろに盛んに刊行された、小咄を編集した本。落語の原話が多く載る。
こ‐ほん【古本】
1 ふるほん。古書。⇔新本。 2 古代の書物。古い文書。 3 古い伝本。特に江戸初期、慶長・元和(1596〜1624)以前のもの。
こ‐ほん【孤本】
ただ1冊だけ伝わった本。
こ‐ほん【小本】
《「こぼん」とも》 1 小形の本。 2 半紙四つ折りの大きさの本。また、特に洒落本のこと。
こんにちのにほん【今日の日本】
《(ドイツ)Heutiges Japan》ドイツ出身の文化史研究者ヴォルフガング=ミヒェルが編集した書物。2001年刊行。江戸時代初期に来日したドイツ人医師、ケンペルによる「日本誌」の手書き原稿...
こんにゃく‐ぼん【蒟蒻本】
《半紙四つ折りの小さな本で、その形や表紙の色が食品のこんにゃくに似ているところから》洒落本(しゃれぼん)の別称。
こん‐ぽん【根本】
[名]《古くは「こんぼん」》 1 物事が成り立っている基礎になるもの。おおもと。「生き方の—にかかわる問題」「考え方が—から違う」「問題の—は別のところにある」 2 物事のおこり。「世の乱れ初...
ごぎょう‐ぼん【五行本】
義太夫節の詞章を書いた版本の一種。省略なしに全段を書いた丸本に対して、一部分だけ抜き出したもの。太夫が見やすいように、大きい字で1ページに五行の割で書いてあるところからいう。稽古本。