しゅうちん‐ぼん【袖珍本】
そでの中に入れて携えられるくらいの小型の本。ポケット型の本。袖珍版。
しゅしき‐ぼん【手識本】
著者自筆の識語(しきご)が書き添えられている本。
しゅたく‐ぼん【手沢本】
1 故人愛用の書。遺愛の書物。 2 ある人が書き入れなどして大切にしている本。
しゅん‐ぽん【春本】
男女の情交のさまを扇情的に描写した本。猥本(わいほん)。
しょいん‐ぼん【初印本】
同一の版木で印刷を重ねたもののうち、最初に刷られた版本。
しょうがっこうしゅうじぼん【小学校習字本】
明治10年(1877)に文部省が刊行した、小学生用の毛筆習字の教本。書は明治期を代表する漢学者・書家で、文部大丞、文部省学務局長などもつとめた長三洲によるもの。
しょうぎょう‐しほん【商業資本】
社会的総資本のうちで流通過程にあり、産業資本から独立して自立化した資本。商品取扱資本と貨幣取扱資本に分類される。
しょう‐ほん【小本】
小形の本。こほん。
しょう‐ほん【抄本/鈔本】
1 原本のある一部分を書き抜いたもの。「源氏物語の—」 2 歌集や漢籍の注釈書。 3 (抄本)原本となる書類の一部を抜粋した文書。戸籍抄本・登記簿抄本など。→謄本
しょう‐ほん【正本】
1 根拠となる原本。 2 歌舞伎の上演用脚本。役者のせりふや動作、大道具・小道具・衣装・音楽などを詳しく書いた筆写本。台帳。根本(ねほん)。 3 浄瑠璃・説経節・長唄などの詞章に曲節の譜を記入し...