きり‐ふだ【切(り)札】
1 トランプで、他のすべての札を負かす力を与えられた札。 2 とっておきの最も有力な手段。「最後の—を出す」「—となる証拠」
きわめ‐ふだ【極(め)札】
短冊形の札に記した、刀剣・書画などの鑑定書。折り紙。極め書き。
きん‐さつ【禁札】
禁制の条項を書いた立て札。
きん‐さつ【金札】
1 金製のふだ。また、金色のふだ。 2 江戸時代、諸藩が発行した金貨代用の紙幣。 3 明治初年、政府が発行した金貨代用の紙幣。太政官札(だじょうかんさつ)と民部省札の2種。 4 閻魔(えんま)の...
きんさつ【金札】
謡曲。脇能・五番目物。喜多以外の各流。観阿弥作。桓武天皇の勅使が神社創建のため伏見へ行くと天から金札が降り、天津太玉神(あまつふとだまのしん)が現れて、悪魔を祓(はら)い御代を祝福する舞を舞う。
ぎょく‐さつ【玉札】
相手を敬って、その手紙をいう語。〈日葡〉
ぎょ‐さつ【御札】
他人を敬って、その書状をいう語。〈易林本節用集〉
ぎん‐さつ【銀札】
1 銀製のふだ。また、銀色のふだ。 2 江戸時代、諸藩が発行した銀貨代用の紙幣。
くじ‐ふだ【籤札】
くじ引きに使う札。
くばり‐ふだ【配り札】
1 劇場などが配る招待用の無料入場券。「—をもらひて見初めしより松岡九七郎といへる若女形に思ひつき」〈浮・椀久二世・上〉 2 ⇒辻番付(つじばんづけ)