ざいもく‐いわ【材木岩】
安山石・玄武岩などの火山岩が柱状節理をなして露出し、材木を並べたように見えるもの。兵庫県豊岡市の玄武洞、福井県の東尋坊などにみられる。材木石。
ざいもく‐ざ【材木座】
中世、営業独占権を認められていた材木商の組合。京都堀川の座、鎌倉の材木座などが有名。
ざいもく‐ぶぎょう【材木奉行】
1 中世、幕府・寺社などの造営工事の際、材木の調達・管理をつかさどった役。 2 江戸幕府の職名。作事奉行のもとで、造営用の材木の調達・管理にあたった。のち、石奉行を兼任し、以後、材木石奉行と称した。
ざいもく‐や【材木屋】
1 材木を売る店。また、材木の売買を業とする人。 2 《「気取る」を「木取る」にかけた俗語で》気取り屋。
ざいもくや‐ふう【材木屋風】
元禄(1688〜1704)ごろに流行した男性の髪形で、頭の後ろに髷(まげ)を細く結ったもの。
ざい‐りょう【材料】
1 ものを作るとき、そのもとにするもの。「料理の—を用意する」「—費」 2 研究や調査、または判断などを裏づける証拠とするもの。「結論を出すには—が不足だ」 3 芸術的表現の対象になるもの。題材...
ざいりょう‐かがく【材料科学】
材料の科学的性質を研究したり、工学的な応用や開発を行ったりする学問分野。材料の物性を主眼とする場合は物性科学または物質科学、工学的な見地から新規材料を開発したり、目標とする性質や性能を追求したり...
ざいりょうきょうじゃく‐がく【材料強弱学】
⇒材料力学
ざいりょう‐こうがく【材料工学】
材料の工学的な応用や開発を行う学問分野。工学的な見地から新規材料を開発したり、目標とする性質や性能を追求したりする。材料の物性を主眼とする場合は物性科学または物質科学ともよばれるが、研究の対象や...
ざいりょう‐しけん【材料試験】
工業材料の特性を測定するために行う試験。引っ張り・圧縮・曲げ・衝撃・ねじり・硬度などの力学的試験のほか化学的な腐食試験などがある。