アブキール【Aboukir】
エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアの北東約15キロメートルにある村。アブキール湾の西端に位置する。1798年にネルソン率いる英国海軍がナポレオン1世のフランス艦隊を破った、アブキール湾の戦い...
あぶくま‐どう【あぶくま洞】
福島県田村市にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。カルスト台地の仙台平(ひら)南部にあり、昭和44年(1969)石灰岩採石場跡で発見された。洞内には鍾乳石・石筍(せきじゅん)が多く見られ、観光地とし...
あぶさんものがたり【アブサン物語】
村松友視のエッセー。愛猫アブサンとの出会いから最期の別れまでの家族としての交わりを綴る。平成7年(1995)刊。
アブヤーネ【Abyāneh】
イラン中部、イスファハーン州の村。カーシャーンの南東約70キロメートル、キャルキャル山の北西麓に位置する。ササン朝ペルシア時代の城跡があり、サファビー朝以前のゾロアスター教時代の文化が残っている...
アブラムツェボ【Abramtsevo/Абрамцево】
ロシア連邦西部、モスクワ州にある芸術村。首都モスクワの北東約60キロメートルに位置する。元は作家セルゲイ=アクサーコフの領地。19世紀末に鉄道王サバ=マーモントフの支援の下でアブラムツェボ派と呼...
アプレ‐ゲール【(フランス)après-guerre】
《戦後の意》 1 第一次大戦後、フランスなどに興った芸術上の新傾向。日本では第二次大戦後、新文学の創造を試みた野間宏・中村真一郎などが代表。→戦後派文学 2 戦後派。特に第二次大戦後、従来の思想...
あまかざり‐やま【雨飾山】
新潟県西部、糸魚川(いといがわ)市と長野県北安曇(あずみ)郡小谷(おたり)村との境にある山。標高1963メートル。鐘状(しょうじょう)火山で、頂上南面はロッククライミングに好適。眺望がよく、山頂...
あまかし‐の‐おか【甘橿岡】
《「甘樫丘」とも書く》奈良県高市郡明日香(あすか)村にある丘。允恭(いんぎょう)天皇が姓氏の乱れを正すため諸氏を集めて盟神探湯(くかたち)を行った地。また、蘇我蝦夷(そがのえみし)・入鹿(いるか...
あま‐ごい【雨乞い】
日照りが続いたとき、雨が降るように神仏に祈ること。《季 夏》「—も甲斐なき月の小村かな/句仏」
あま‐ま【雨間】
雨が降りやんでいる間。あまあい。「—というものがすこしもなく」〈藤村・夜明け前〉