ひがしやまさくらそうし【東山桜荘子】
歌舞伎狂言。時代世話物。7幕。3世瀬川如皐(せがわじょこう)作。嘉永4年(1851)江戸中村座初演。義民佐倉宗吾(佐倉惣五郎)の話に「偐紫田舎源氏」の一部を取り入れて脚色したもの。通称「佐倉義民...
ひきしおのとき【引き潮のとき】
眉村卓のSF小説。司政官と呼ばれるエリート官僚が、ロボット官僚の上に立ち惑星を統治する世界を描く長編。昭和63年(1988)から平成7年(1995)にかけて全5巻を刊行。第27回星雲賞受賞。
ひき‐なお・す【引(き)直す】
[動サ五(四)] 1 改めてもう一度引く。「図面を—・す」 2 改める。作りかえる。直す。「百姓家を—・したのであろう」〈蘆花・思出の記〉 3 組み入れる。入れ直す。「番頭の幸作も養子分に—・し...
ひ‐ぎ【比擬】
[名](スル)他のものとくらべること。なぞらえること。「天下の物これに—すべきものなし」〈中村訳・西国立志編〉
ひ‐ぎ【非議/誹議】
[名](スル)論じて非難すること。そしること。「吾もし他人を—するときは、彼また吾を—すべし」〈中村訳・自由之理〉
ひ‐げ【卑下】
[名・形動](スル) 1 自分を劣ったものとしていやしめること。へりくだること。「そんなに—する必要はない」 2 いやしめて見下すこと。また、そのさま。「自修の事を甚だ—なる田地に落ち沈ましむる...
ひこさんごんげんちかいのすけだち【彦山権現誓助剣】
浄瑠璃。時代物。11段。梅野下風・近松保蔵合作。天明6年(1786)大坂東の芝居初演。吉岡一味斎の娘お園が、許婚(いいなずけ)の毛谷村六助(けやむらろくすけ)の助けで、父の敵京極内匠を討つ話。9...
ひさい【久居】
三重県中部にあった市。もと藤堂氏支藩の陣屋町。平成18年(2006)、周辺8町村とともに津市と合併。→津
ひさいしがいちふっこう‐とくべつそちほう【被災市街地復興特別措置法】
大規模な火災・震災などで被災した市街地の緊急・健全な復興を図るために講じる特別措置について定めた法律。阪神・淡路大震災を契機として平成7年(1995)に制定。無秩序な開発を防ぐため、被災市街地復...
ひさい‐しょうめいしょ【被災証明書】
災害によって被害を受けたことを証明する書類として市町村が発行する書類の一つ。通常、罹災(りさい)証明書が対象としない、住家以外の建物や家財・自動車などの動産が対象となる。