ひに‐ひに【日に日に】
[副] 1 1日ごとに程度が進むさま。「—快方に向かう」 2 その日ごとに。毎日毎日。「—新しい自然から学ぶ心を養おうとしたこともある」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
ひのくま‐がわ【檜隈川】
奈良県高市郡明日香村檜前(ひのくま)の付近を流れる川。高取川。[歌枕]「ささのくま—に駒とめてしばし水かへ影をだに見む」〈古今・神遊びの歌〉
ひ‐はく【菲薄】
[名・形動]粗末で劣っていること。才能などの乏しいこと。また、そのさま。「蘇蘭(スカツトランド)人民の産業甚だ—なりしもの」〈中村訳・西国立志編〉
ひ‐はん【肥胖】
[名・形動]肥え太っていること。また、そのさま。「福格斯(フオツクス)は—なる人なりしが」〈中村訳・西国立志編〉
ひほうがっさんまる【秘宝月山丸】
高橋義夫の小説。平成元年(1989)刊。東京を離れ、東北の山村に移住した翻訳家を主人公とする作品。
ひほけんしゃしかく‐しょうめいしょ【被保険者資格証明書】
特別の事情がなく国民健康保険料(税)の納付期限後1年を経ても納めない場合に、市区町村から交付される資格証明書。通常の保険証は返還を求められる。資格証明書では患者は医療費の全額を自己負担し、後日領...
ひゃくしょう‐うけ【百姓請】
中世、荘園領主に対し、荘園の年貢・公事(くじ)を惣村(そうそん)が請け負ったこと。村民の自治・団結が強化されたことによる。地下請(じげうけ)。
ひゃくしょう‐だい【百姓代】
江戸時代、地方(じかた)三役の一。中期以降に登場し、村民代表として名主(なぬし)・組頭による村政運営を監視する立場にあった。
ひゃくねんのこどく【百年の孤独】
《原題、(スペイン)Cien años de soledad》ガルシア=マルケスの長編小説。1967年刊。南米の架空の村マコンドを舞台とした、百年にわたる奇想天外な年代記。著者の代表作で、世界的...
ひゃくはち‐たひ【百八炬火】
東日本で行われる盆行事の一。新盆の家、または村共同で墓から家まで108本の松明(たいまつ)を立てる。万灯火(まとび)。ひゃくはちたい。