ブルコリニェツ【Vlkolínec】
スロバキア中部、タトラ山脈にある村。中世から続く伝統的な建築工法によってつくられた木造家屋が残り、現在でも住民がそこで生活している。1993年、世界遺産(文化遺産)に登録された。
ブルサナ【Bârsana】
ルーマニア北部、マラムレシュ地方の村。18世紀に建造された二重式の屋根をもつ生神女進殿(しょうしんじょしんでん)聖堂があり、1999年に「マラムレシュ地方の木造聖堂群」の一つとして世界遺産(文化...
ブルートレインさつじんじけん【寝台特急殺人事件】
西村京太郎の長編推理小説。昭和53年(1978)刊行。著者が得意とする鉄道ミステリーの第1作。寝台特急はやぶさを舞台に十津川警部が活躍する。ドラマ化もされている。
ぶんがくかい【文学界】
文芸雑誌。明治26年(1893)1月、「女学雑誌」から分立して創刊、明治31年(1898)1月廃刊。戸川秋骨・北村透谷・島崎藤村・馬場孤蝶・上田敏らを同人として、前期浪漫主義文学運動を推進した...
ぶんがく‐ざ【文学座】
昭和12年(1937)岸田国士・岩田豊雄・久保田万太郎を幹事に結成された劇団。政治性を排し、芸術至上主義的な姿勢をとった。第二次大戦後は森本薫の「女の一生」などの創作劇から翻訳劇まで上演し、杉村...
ぶんがくしゃ【文学者】
文芸同人誌。昭和25年(1950)、丹羽文雄が私費を投じて創刊、主宰。同人に、瀬戸内寂聴、津村節子、新田次郎、吉村昭ら。昭和30年(1955)休刊、1950年代末から1960年代末にかけて再刊。
ぶん‐ぎょう【分暁】
[名・形動](スル) 1 夜が明けること。また、夜明け。 2 明らかに悟ること。「この道理の原因を—せざるもの、なお数多(あまた)あるべし」〈中村訳・自由之理〉 3 明らかであること。また、その...
ぶんけ【分家】
伊藤左千夫による自伝的小説。著者唯一の長編小説で、明治44年(1911)3〜7月に正編、明治45年(1912)3〜7月に続編を、いずれも「東京日日新聞」に連載。九十九里の農村を舞台に、農家の次男...
ぶんげい‐きょうかい【文芸協会】
明治39年(1906)、坪内逍遥・島村抱月らを中心に、演劇・文学・美術などの改革を目的として設立された団体。同42年に演劇団体として改組、日本の新劇運動の起点となった。大正2年(1913)解散。
ぶんごおおの【豊後大野】
大分県南部の市。大分市に南接し、別府湾に注ぐ大野川の中流域を占める。平成17年(2005)3月に三重町、清川村、緒方町、朝地町、大野町、千歳村、犬飼町が合併して成立。人口3.9万(2010)。