おとし‐みず【落(と)し水】
稲を刈る前に、田を干すために流し出す水。《季 秋》「阿武隈や五十四郡の—/蕪村」
おとな‐びゃくしょう【乙名百姓/長百姓】
近世の村落での主だった百姓のこと。多くは名主(なぬし)・庄屋に次ぐ地位にあった。おさびゃくしょう。
おどり【踊り/躍り】
《跳ね上がること、飛び跳ねることが原義》 1 (踊り)音楽などに合わせて踊ること。また、その動作。舞踏。舞踊。ダンス。 2 (踊り) ㋐日本の芸能で、舞(まい)と区別して、跳躍運動を主体としたも...
おはらめ【大原女】
歌舞伎舞踊。長唄。2世瀬川如皐(じょこう)作詞、9世杵屋六左衛門作曲。文化7年(1810)江戸中村座で、3世中村歌右衛門が演じた九変化「奉掛色浮世図画(かけたてまつるいろのうきよえ)」の一。大原...
おはりだ‐の‐みや【小墾田宮】
奈良県高市郡明日香村(あすかむら)にあったとされる推古天皇と皇極天皇の皇居。
おばあさんのひこうき
佐藤さとるの児童文学作品。昭和41年(1966)刊行。挿絵、村上勉。昭和42年(1967)、野間児童文芸賞、小学館児童出版文化賞および児童福祉文化賞受賞。
オバラウ‐とう【オバラウ島】
《Ovalau》フィジー諸島の島。ビチレブ島東岸より20キロメートル東に位置する。中心地は南東岸にある旧首都レブカ。火山性の島で、中央部のカルデラ内にロボニという村がある。
お‐ひたき【御火焚/御火焼】
京阪地方で、陰暦11月に行われる火祭り。寺社で広く行われた。火をたき、神酒(みき)を供え、神楽を奏する。おほたき。《季 冬》「—や霜うつくしき京の町/蕪村」
オヒネムツマオリ‐ビレッジ【Ohinemutu Maori Village】
ニュージーランド北島中部の都市ロトルアにある先住民マオリの村。マオリの彫刻が施された集会所、教会、住居などがあり、マオリの文化を観光客向けに紹介している。
オホーツコエ【Okhotskoe/Охотское】
ロシア連邦、サハリン州(樺太)の村。1945年(昭和20)以前の日本領時代には富内(とんない)と称した。ユジノサハリンスク(豊原)の南東約40キロメートル、トゥナイチャ湖(富内湖(とんないこ))...