あかつきのだっそう【暁の脱走】
谷口千吉監督・脚本による映画の題名。昭和25年(1950)公開。原作は田村泰次郎の小説「春婦伝」で、共同脚本は黒沢明。出演、池部良、小沢栄、山口淑子ほか。第5回毎日映画コンクール撮影賞受賞。
あかはた‐じけん【赤旗事件】
明治41年(1908)6月、東京神田の錦輝館(きんきかん)で、社会主義者山口義三の出獄歓迎会を開いた際、荒畑寒村・大杉栄らが「無政府共産」と書いた赤旗を掲げて屋外行進をしようとして検挙された事件...
あかまつ【赤松】
姓氏の一。 室町時代の守護大名。鎌倉初期、播磨(はりま)佐用郡の在地領主としておこり、後に四職(ししき)家の一。 [補説]「赤松」姓の人物赤松克麿(あかまつかつまろ)赤松則村(あかまつのりむ...
あがの【阿賀野】
新潟県中北部にある市。五頭(ごず)連峰から広がる扇状地で稲作が盛ん。平成16年(2004)安田町、京ヶ瀬村、水原(すいばら)町、笹神(ささかみ)村が合併して成立。人口4.6万(2010)。
あき【秋】
芥川竜之介の短編小説。大正9年(1920)4月、雑誌「中央公論」に発表。ある姉妹と幼馴染の従兄の三角関係を描いた心理小説。 永井竜男の短編小説。昭和49年(1974)、「新潮」誌に発表。翌昭...
あき‐かぜ【秋風】
1 秋に吹く風。秋になって吹いてくる涼しい風。しゅうふう。《季 秋》「—や干魚をかけたる浜庇/蕪村」 2 「秋」を「飽き」に掛けて、男女間の愛情が冷めることのたとえ。
あきがわ‐けいこく【秋川渓谷】
東京都西部、多摩川上流の秋川にある渓谷。秋川のうち、西多摩郡檜原(ひのはら)村からあきる野市網代(あじろ)付近まで西東に発達した谷。各所に景勝地があり、渓流はアユ・ヤマメなどの宝庫。秩父多摩甲斐...
あき‐さめ【秋雨】
秋に降る雨。しゅうう。《季 秋》「—や水底の草を踏み渡る/蕪村」
あきしま【昭島】
東京都西部の市。第二次大戦中、軍需工場ができて発展。昭和29年(1954)昭和町と拝島(はいじま)村とが合併。人口11.2万(2010)。
秋(あき)立(た)・つ
暦の上で、秋の季節になる。秋に入る。《季 秋》「—・つや素湯(さゆ)香ばしき施薬院/蕪村」