しゅもく‐づえ【撞木杖】
握りが丁字形になっている杖。かせづえ。
じょう【杖】
1 律の五刑の一。つえで罪人を打つ刑。その数60回から100回まで10回刻みの5等級に分かれ、笞(ち)より重く、徒(ず)より軽い。杖刑。杖罪。 2 中世、田地の面積の単位。1杖は1段(たん)の5...
じょう【杖】
[人名用漢字] [音]ジョウ(ヂャウ)(呉) [訓]つえ 1 つえ。「戒杖・鳩杖(きゅうじょう)・錫杖(しゃくじょう)」 2 棒で打つ。「杖刑」 [名のり]き・もち [難読]虎杖(いたどり)・毬...
ぜん‐じょう【禅杖】
座禅のとき、眠けを戒めるのに用いる杖。先に柔らかい球がついている。
そう‐じょう【奏杖】
貴人の御前に文書を挟んで差し出すつえ。ふばさみ。ふづえ。
そば‐づえ【側杖/傍杖】
けんかのそばにいて打ち合う杖で打たれること。転じて、自分と関係のないことのために被害を受けること。とばっちり。
たつか‐づえ【手束杖】
手に握り持つ杖。「—腰にたがねて」〈万・八〇四〉
たてん‐づえ【多点杖】
接地点が通常の杖のように1点でなく、複数ある杖。三点杖、四点杖など。
だいし‐の‐つえ【大師の杖】
大師講の日、供膳に添える長い箸(はし)。東北・北陸地方では、大師は子沢山であったので、この箸を短く折って分け与えたとか、団子をさして子供を育てたとかいう伝承がある。
ち‐じょう【笞杖】
1 むちと、つえ。 2 律の五刑のうち、笞刑と杖刑。