さいわい‐ぎ【幸い木】
1 正月の飾り物の一。四国・九州地方で、内庭の入り口や土間の上に横につるす木。これに平年は12本、閏年は13本の縄を下げ、鯛(たい)・鰤(ぶり)・昆布・大根など、正月に食べる物をつるす。さちぎ。...
さか【尺】
長さの単位。1杖(つえ)(約3メートル)の10分の1。しゃく。「杖足らず八(や)—の嘆き嘆けども」〈万・三三四四〉
さ‐ぎちょう【左義長/三毬杖】
《もと、毬杖(ぎちょう)を三つ立てたところからという》小正月の火祭りの行事。宮中では、正月15日および18日に清涼殿の東庭で、青竹を束ねて立て、これに吉書(きっしょ)・扇子・短冊などを結びつけ、...
さく‐じょう【錫杖】
《「さく」は「しゃく」の直音表記》「しゃくじょう(錫杖)」に同じ。
さぐり‐づえ【探り杖】
盲人が杖で足もとを確かめながら歩くこと。また、その杖。
さとう‐きび【砂糖黍】
イネ科の多年草。高さ2〜4メートル。茎は中空ではなく、節がある。茎の汁を絞って砂糖(甘蔗糖(かんしょとう))を作る。ニューギニアとその周辺の原産で、日本では主に沖縄・九州で栽培される。甘蔗。砂糖...
サムルノリ
《(朝鮮語)》伝統的な4種の打楽器で演奏する、韓国の音楽。民俗芸能である農楽を、舞台芸術として再構成したもの。 [補説]サムルは漢字で「四物」と書き、ノリは「遊び・演技」の意。4種の打楽器とは、...
さん‐じょう【散杖】
真言宗で、加持のときに香水(こうずい)を壇や供物にまき散らすのに使う杖(つえ)状の仏具。柳・梅などの枝で作る。灑水杖(しゃすいじょう)。
さん‐ず【三途/三塗】
仏語。 1 死者が行くべき三つの場所。猛火に焼かれる火途(かず)、互いに食い合う血途(けつず)、刀剣・杖で強迫される刀途(とうず)の三つで、それぞれ地獄道・畜生道・餓鬼道にあてる。三悪道。三悪趣...
さんてん‐づえ【三点杖】
先端が枝分かれし、3点で接地している杖。通常の杖より安定性が高く、手を離しても自立する。