はな・つ【放つ】
[動タ五(四)] 1 閉じ込められたり束縛されたりしていたものを自由に動けるようにしてやる。「リスを公園に—・つ」「小鳥を籠から—・つ」 2 矢・弾丸などをうち出す。勢いをつけてある方向に飛ばす...
はな・れる【放れる】
[動ラ下一][文]はな・る[ラ下二]《「離れる」と同語源》 1 つながれていた動物などが逃れて自由になる。「犬が鎖から—・れる」 2 固定されているものがはずれて動きだす。「矢が弦を—・れる」「...
羽(はね)を伸(の)ば・す
束縛するものがなくなって、のびのびと自由に振る舞う。「休暇をとって—・す」
はん【絆】
[人名用漢字] [音]ハン(呉)(漢) バン(慣) [訓]きずな ほだし ほだす 〈ハン〉つなぎとめるひも。束縛するもの。きずな。「羈絆(きはん)・脚絆(きゃはん)」 〈バン〉つなぎとめる。...
はん‐ろう【樊籠】
《「ばんろう」とも》 1 鳥かご。 2 人の身を束縛するもの。「僕はここに—を出ずるの機会を得た」〈蘆花・思出の記〉 3 仏語。煩悩(ぼんのう)に縛られていること。
ばく【縛】
1 しばること。また、しばられること。「—を解く」 2 仏語。人間を束縛するもの。煩悩のこと。
ばく【縛】
[常用漢字] [音]バク(呉) [訓]しばる いましめる なわでしばる。自由を奪う。「緊縛・繋縛(けばく・けいばく)・呪縛(じゅばく)・就縛・束縛・捕縛・自縄自縛」
ばく・する【縛する】
[動サ変][文]ばく・す[サ変] 1 しばる。捕縛する。「手足を—・する」 2 自由を制約する。束縛する。「かの陋習(ろうしゅう)に—・せられて」〈漱石・吾輩は猫である〉
パイオニウム【pionium】
異種原子の一。正電荷と負電荷の二つのパイ中間子が、クーロン力で束縛状態にあるもの。重陽子を加速器で加速し、錫などの原子核に衝突させて生成する。平均寿命は2.9フェムト秒程度。大部分は崩壊して二つ...
ひかり‐こうし【光格子】
対向するレーザー光によって定常波を作りだし、これを格子状に配列させたもの。周期的・規則的に配された定常波により、格子内部の粒子はあたかも結晶格子中に束縛された粒子のように振る舞うことが知られてい...