つか【柄/欛】
《「束(つか)」と同語源》 1 刀剣などの、手で握る部分。 2 筆の軸。ふでづか。
つか‐いし【束石】
1 床束(ゆかづか)などの下に据える礎石。 2 基壇の側面に置かれる短い柱状の石材。
つか‐の‐ま【束の間】
《一束(ひとつか)、すなわち指4本の幅の意から》ごく短い時間。ちょっとの間。「—の夢」「—も忘れない」
つか‐ふな【束鮒】
一束(ひとつか)ほどの大きさのフナ。「沖辺(おきへ)行き辺に行き今や妹(いも)がため我が漁(すなど)れる藻伏(もふし)—」〈万・六二五〉
つが・う【番う】
[動ワ五(ハ四)] 1 二つのものが一組みになる。組み合う。対になる。「仲よく—・うおしどり」 2 雌雄が交尾する。つるむ。「小鳥が—・う」 3 「番(つが)える1」に同じ。「矢を—・う」 4...
つが・える【番える】
[動ア下一][文]つが・ふ[ハ下二] 1 矢筈(やはず)を弓の弦にかける。つがう。「二の矢を—・える」 2 かたく約束する。「いずれ熟考の上と言葉を—・えてその夜は別れたが」〈蘆花・思出の記〉
つき‐とお・す【突(き)通す】
[動サ五(四)] 1 突いて裏まで通す。つらぬく。「千枚通しで束ねた紙を—・す」 2 意見・主義などを最後まで主張する。押し通す。「あくまで信念を—・す」
つき‐やとい【月雇い】
1 1か月だけの約束で雇うこと。また、その雇われた人。 2 月々の給料を定めて雇うこと。また、その雇われた人。
つくり‐あわ・せる【作り合(わ)せる】
[動サ下一][文]つくりあは・す[サ下二] 1 いくつかのものをこしらえて一つにする。「別工程ののち—・せる」 2 調和するようにつくる。「馬副童(むまぞひわらは)のほど、みな—・せて、やうかへ...
つと【苞/苞苴】
《「包(つつ)む」と同語源》 1 わらなどを束ねて、その中に食品を包んだもの。わらづと。 2 その土地の産物。また、旅のみやげ。「冥途(よみじ)の—と齎(もたら)し去らしめんこと思えば」〈露伴・...