かんこく‐へいごう【韓国併合】
日本が韓国を領有して植民地としたこと。日露戦争中の第一次日韓協約で財政・外交の顧問に日本人を採用させ、次いで第二次日韓協約で外交権を掌握し、統監府を設置。明治43年(1910)併合に関する条約を...
かんとう‐しゅう【関東州】
中国、遼東(りょうとう)半島の西南端にあった日本の租借地。日露戦争後、明治38年(1905)のポーツマス条約でロシアから利権を譲り受けたが、昭和20年(1945)太平洋戦争に敗北すると、ソ連軍が...
がいこうかんけいウィーンじょうやく【外交関係ウィーン条約】
⇒ウィーン条約
がいこう‐たいけん【外交大権】
明治憲法下で、宣戦・講和および条約締結に関して天皇の有していた権限。
がいこうとっけん‐じょうやく【外交特権条約】
⇒ウィーン条約
がいこう‐ぶんしょ【外交文書】
外交交渉に用いられる一切の公文書。また、国家間の合意または一方的意思表示を記載した文書。条約・通牒(つうちょう)・宣言など。
がいこくせんぱく‐かんとくかん【外国船舶監督官】
日本に入港する外国籍の船舶に対して、船舶の構造・設備・乗組員の資格などが国際条約に適合しているか検査を行う、国土交通省の職員。→船舶検査官
がいこく‐ぶぎょう【外国奉行】
江戸幕府の職名。遠国(おんごく)奉行の一。安政5年(1858)設置。安政の仮条約締結後の対外交渉を担当。慶応4年(1868)廃止。
がいむあんぜんほしょう‐じょうきゅうだいひょう【外務・安全保障上級代表】
EUの外交・安全保障・防衛政策を提案・調整・指導する、外務大臣に相当する役職。欧州連合理事会の外務理事会(EU外相理事会)の議長を務め、欧州委員会の副委員長を兼務する。任免は欧州理事会の特定多数...
がいむ‐しょう【外務省】
国の行政機関の一。外交政策の立案・実施、条約の締結、外交使節の交換など、対外関係事務を担当する。外務大臣を長とする。明治2年(1869)設置。MOFA(Ministry of Foreign A...