かねひら【兼平】
謡曲。二番目物。世阿弥作。木曽の僧が近江(おうみ)の粟津(あわず)に来ると、今井兼平の霊が現れ、主君、木曽義仲の最期などを語る。
か‐ばり【蚊針/蚊鉤】
羽毛などで蚊の形に作った擬餌針(ぎじばり)。アユ・ハヤなど、水面に来る虫を捕食する習性のある魚を釣るのに使う。あゆ釣り針。かがしら。
かま・う【構う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (多く打消しの表現を伴って用いる)その事柄や存在を気にかけて、規制された状態になる。 ㋐気にする。気をつかう。「時間に—・わず押しかけて来る」「私に—・わないで先に行っ...
かま・える【構える】
[動ア下一][文]かま・ふ[ハ下二] 1 整った形に作り上げる。組み立ててつくる。「新居を—・える」「店を—・える」「一家を—・える」 2 ㋐前もって準備を整える。ある態度をとって、その状況に応...
かま‐くら
秋田県の小正月(正月15日)の行事。子供たちが雪室(ゆきむろ)を作り、その前で鳥追いや塞(さえ)の神の火祭りをする。大人が賽銭(さいせん)・餅(もち)などを持ってお参りに来ると、子供たちはこれに...
かみき‐づき【神来月】
《前月に出雲大社に集まった神々が帰って来る月の意》陰暦11月のこと。かみかえりづき。
か‐も
[連語] 《副助詞「か」+係助詞「も」》副助詞「か3」に同じ。 《係助詞「か」+係助詞「も」。上代語》種々の語に付く。感動を込めた疑問の意を表す。…かなあ。「あしひきの山—高き巻向(まきむ...
かも‐ねぎ【鴨葱】
「鴨が葱を背負って来る」の略。俗な言い方。
カモン【come on】
[感]こちらに来るようにうながす言葉。さあ来い。おいでなさい。
かり‐かり
[副](スル) 1 堅い物をかみ砕いたり引っかいたりするときの軽い音を表す語。「鍋の汚れを—(と)かき落とす」 2 水分や脂肪分がなくて堅く、かむと歯切れのいいさま。「ベーコンを—に焼く」 3 ...