きざみ【刻み】
[名] 1 刻むこと。また、刻み目。「割りやすいように—を入れる」 2 短い間隔をとった規則正しい音。「時計の—が耳につく」 3 打楽器や拍子木などを間隔を短く連続して打つこと。「ドラムのシャ...
きし【岸】
1 陸地の、海・川・湖などの水に接している所。みずぎわ。「—に打ち寄せる波」 2 土地の切り立った所。がけ。「あしひきの山かも高き巻向(まきむく)の—の小松にみ雪降り来る」〈万・二三一三〉
き‐しな【来しな】
《「しな」は接尾語》来るついで。来る途中。きがけ。「—に銀行に寄ってきた」
奇想(きそう)天外(てんがい)より落(お)つ
普通の人の思いつかないような考えが、ふと浮かんでくる。奇想天外より来る。
きた‐かいきせん【北回帰線】
地球上の北緯23度26分の緯線。夏至(げし)の日に太陽がこの線の真上に来る。夏至線。→南回帰線 [補説]書名別項。→北回帰線
きた・す【来す】
[動サ五(四)] 1 結果として、ある事柄・状態を生じさせる。招く。「支障を—・す」「からだに変調を—・す」 2 来るようにする。「年々長崎の津に船を—・すこととはなりぬ」〈蘭学事始〉
きた‐やま【北山】
1 北方の山。 2 京都市市街の北側にある山々。船岡山・衣笠(きぬがさ)山・岩倉山など。また、その一帯の称。 3 《「北」を「来た」の意に掛けた洒落から》 ㋐恋慕の情が起こること。ほれること。→...
きた・る【来る】
[動ラ五(四)]《「きいた(来至)る」の音変化》 1 やって来る。くる。「米大統領—・る」「冬—・りなば春遠からじ」 2 使いものにならなくなる。古くなっていたむ。古くさくなる。ぼける。「角琴柱...
来(きた)る者(もの)は拒(こば)まず
《「春秋公羊伝」隠公二年から》心を寄せて近づいて来る者は、どんな者でも受け入れるという意。「—、去る者は追わず」
きっかり
[副] 1 時間・数量などが正確で過不足のないさま。かっきり。ちょうど。「—約束の時間に来る」「五キロ—の荷物」 2 きわだって、はっきりしているさま。くっきり。「—と日蔭を限って解け残った霜が...