まどい・く【惑ひ来】
[動カ変]あわててやって来る。「泣く泣く告げたりければ、—・来たりけれど」〈伊勢・四五〉
みだ‐にょらい【弥陀如来】
「阿弥陀如来」の略。
みょううん‐にょらい【妙雲如来】
密教で、竜猛(りゅうみょう)(竜樹)菩薩の本地である仏。妙雲相仏。
み‐らい【未来】
1 現在のあとに来る時。これから来る時。将来。「—に向けて羽ばたく」「—都市」 2 仏語。三世(さんぜ)の一。死後の世。来世。後世(ごせ)。未来世。 3 主として西欧語の文法で、時制の一。過去・...
めいごうおうらい【明衡往来】
平安後期の往来物。2巻または3巻。藤原明衡(ふじわらのあきひら)著。成立年未詳。漢文で書かれた男子用の書簡文例集。現存の往来物では最古。雲州消息。雲州往来。
もう・く【参来】
[動カ変]《「まいく」の音変化》高貴な人のもとに来る。参り来る。「時に兄猾(えうかし)—・こず」〈神武紀〉
もうこ‐らい【蒙古来】
「元寇(げんこう)」に同じ。
もうで・く【詣で来】
[動カ変]《「まいでく(参出来)」の音変化》 1 貴所や貴人のもとへやって来る。参上してくる。「小野ふさもり—・きて、まうのぼるといふことを聞きて」〈竹取〉 2 (勅撰集などの詞書や、改まった会...
やくし‐にょらい【薬師如来】
《(梵)Bhaiṣajyaguruの訳》東方浄瑠璃(じょうるり)世界の教主。12の大願を立てて、人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏。古来、医薬の仏として信仰される。像は通例、右手に...
やくしるりこう‐にょらい【薬師瑠璃光如来】
「薬師如来」に同じ。