ききょ‐らい【帰去来】
《陶淵明(とうえんめい)の「帰去来辞」から》官職を退いて故郷に帰ろうとすること。→帰りなんいざ
きゃく‐らい【客来】
客が訪ねてくること。「表の門ががらがらとあく、—かと思うとそうでない」〈漱石・吾輩は猫である〉
きゅう‐らい【旧来】
昔から行われていること。以前から。従来。「—の陋習(ろうしゅう)」
きょう‐らい【向来】
以前から今まで。これまで。従来。「—実施してきた方法」⇔向後(きょうこう)。
きょ‐らい【去来】
[名](スル) 1 去ることと来ること。行ったり来たりすること。ゆきき。往来。「心中に—する思い」 2 過去と未来。
き‐らい【帰来】
[名](スル)帰って来ること。副詞的にも用いる。「—大いに活躍している」「一時散じた生徒も次第に—して」〈福沢・福翁自伝〉
きんき‐からい【金帰火来】
国会議員が、金曜の夜に地元の選挙区に帰り、週末に政治活動をして火曜に東京に来ること。
きん‐みらい【近未来】
現在からあまり遠くない未来。「—小説」
きん‐らい【近来】
近ごろ。最近。副詞的にも用いる。「—にない大盛況を呈する」「—まれな事件」
く【来】
[動カ変]「く(来)る」の文語形。