口(くち)食(く)うて一杯(いっぱい)
食うだけで精いっぱいで、余裕のない生活のたとえ。「—に、雑煮祝うた分なり」〈浮・胸算用・四〉
くち‐さかずき【口杯/口盃】
杯を交わさずに言葉だけで約束すること。「媒(なかうど)いらずの祝言、盃なしの—」〈浄・天神記〉
く‐はい【苦杯】
《にがい酒を入れた杯の意》にがい経験。つらい経験。
くみ‐さかずき【組(み)杯/組(み)盃】
大小いくつかを重ねてひと組とした杯。重ね杯。
クラブ‐ワールドカップ【Club World Cup】
国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、サッカーのクラブチームによる世界選手権大会。南米・欧州・アジア・アフリカ・北中米カリブ海・オセアニアの6地域の各優勝クラブと、開催国の国内優勝クラブが参加...
かん‐ぱい【勧杯/勧盃】
⇒けんぱい(勧杯)
けん‐ぱい【勧杯/勧盃】
相手に杯を差し出して酒を勧めること。かんぱい。「中納言対面して、—の後、これも女の装束かづけらる」〈増鏡・さしぐし〉
けん‐ぱい【献杯/献盃】
[名](スル)相手に杯を差し出して敬意を表すこと。こんぱい。「主賓に—する」 [補説]「故人をしのんで献杯します」のように、亡くなった人を悼(いた)んで杯を捧げることをもいう。
こころ‐いっぱい【心一杯】
[副]思う存分。精いっぱい。気の済むまで。「に」を伴って用いることもある。「お祭りなれば—面白い事をして」〈一葉・たけくらべ〉 「—に勉強の出来る身の上となったから」〈二葉亭・浮雲〉
こん‐ぱい【献杯】
[名](スル)⇒けんぱい(献杯)