しょう‐ふう【松風】
松に吹く風。松籟(しょうらい)。松韻(しょういん)。まつかぜ。
しょう‐めい【松明】
「たいまつ」に同じ。
しょう‐もん【松門】
1 吉田松陰の門下。 2 松が自然に門の形をしているもの。また、松の木のある門。「—独り閉ぢて、年月を送り」〈謡・景清〉
しょう‐ら【松蘿】
1 サルオガセの漢名。 2 松の木に絡まる蔓(つる)。男女の契りの固いことのたとえに用いる。「—の契り色深く」〈盛衰記・三九〉
しょう‐らい【松籟】
松の梢(こずえ)に吹く風。また、その音。松韻。松濤(しょうとう)。 [補説]書名別項。→松籟
しょうらい【松籟】
富安風生の第3句集。昭和15年(1940)刊行。
しょうりん‐はくえん【松林伯円】
[1832〜1905]講釈師。2世。常陸(ひたち)の人。鼠小僧など白浪物を得意とし、「泥棒伯円」と称された。
しょう‐ろ【松露】
1 ショウロ科のキノコ。4、5月ごろ、海岸の松林の砂地に生える。球状または塊状で、直径約2センチ。外側は淡黄色、内部は熟すと褐色。未熟で白いものを食用にする。《季 春》「松風や人は月下に—を掘る...
たい‐まつ【松明/炬】
《「たきまつ(焚松)」の音変化か》松の樹脂の多い部分を細かく割り、束ねたもの。火をつけて照明に用いた。のち、竹やアシなども用いるようになった。打ち松。続松(ついまつ)。継(つ)ぎ松。松火。
まっとう【松任】
石川県中部にあった市。金沢平野中央に位置する早場米の産地。また、金沢市に隣接し、宅地化が進展。平成17年(2005)に石川郡7町村と合併して白山(はくさん)市となった。→白山