しょう‐らい【松籟】
松の梢(こずえ)に吹く風。また、その音。松韻。松濤(しょうとう)。 [補説]書名別項。→松籟
しょうらい【松籟】
富安風生の第3句集。昭和15年(1940)刊行。
しょうりん‐はくえん【松林伯円】
[1832〜1905]講釈師。2世。常陸(ひたち)の人。鼠小僧など白浪物を得意とし、「泥棒伯円」と称された。
しょう‐ろ【松露】
1 ショウロ科のキノコ。4、5月ごろ、海岸の松林の砂地に生える。球状または塊状で、直径約2センチ。外側は淡黄色、内部は熟すと褐色。未熟で白いものを食用にする。《季 春》「松風や人は月下に—を掘る...
たい‐まつ【松明/炬】
《「たきまつ(焚松)」の音変化か》松の樹脂の多い部分を細かく割り、束ねたもの。火をつけて照明に用いた。のち、竹やアシなども用いるようになった。打ち松。続松(ついまつ)。継(つ)ぎ松。松火。
まっとう【松任】
石川県中部にあった市。金沢平野中央に位置する早場米の産地。また、金沢市に隣接し、宅地化が進展。平成17年(2005)に石川郡7町村と合併して白山(はくさん)市となった。→白山
まっとう‐し【松任市】
⇒松任
まつ【松】
1 マツ科マツ属の常緑高木の総称。明るく乾燥した地に生え、樹皮はひび割れするものが多い。葉は針状で、ふつうアカマツ・クロマツなどでは2本、ゴヨウマツ・チョウセンゴヨウ・ハイマツなどでは5本が束に...
まつい【松井】
姓氏の一。 [補説]「松井」姓の人物松井石根(まついいわね)松井簡治(まついかんじ)松井今朝子(まついけさこ)松井源水(まついげんすい)松井栄一(まついしげかず)松井須磨子(まついすまこ)松井秀...
まつい‐いわね【松井石根】
[1878〜1948]軍人。陸軍大将。愛知の生まれ。日中戦争で上海派遣軍司令官・中支方面軍司令官などを歴任。戦後、極東国際軍事裁判で南京大虐殺の責任者とされ、絞首刑になった。