はく‐はん【拍板】
中国の清楽(しんがく)の打楽器。3枚の細長い小さな板を、端に紐(ひも)を通してゆるく結び合わせ、板の間に指を入れて振って鳴らす。明楽(みんがく)では檀板(たんばん)という。板(はん)。
はご‐いた【羽子板】
羽根突きに使う長方形の板。桐(きり)・杉などを用い、絵を描いたり、押し絵をつけたりする。遊戯用のほか飾り用ともする。《季 新年》「—の重きが嬉し突かで立つ/かな女」
はさみ‐いた【挟み板】
1 物を挟む板。 2 門の袖に取り付けた板。
はし‐いた【橋板】
橋桁(はしげた)の上に敷き渡した板。
はた‐いた【鰭板/端板】
1 庇(ひさし)の両側、縁側の先端などに用いる板。 2 壁・脇障子・板塀の羽目板。
はちつけ‐の‐いた【鉢付の板】
兜(かぶと)の鉢に取り付ける錏(しころ)の1枚目の板。
はちまい‐かんばん【八枚看板】
江戸時代、上方の歌舞伎劇場の看板の一。一座の主要な男役の俳優8人の名を、8枚の看板に記して木戸前に掲げるもの。表八枚。
はちょう‐ばん【波長板】
光学系において、直交する光の偏光成分に所定の位相差を生じさせる光学素子。入射光に対して1/4、1/2波長分の位相を変えるものを、それぞれ四分の一波長板、半波長板とよぶ。方解石などの複屈折材料が用...
はふ‐いた【破風板/搏風板】
⇒破風
はめ‐いた【羽目板】
羽目に張った板。