ひめ‐しゃら【姫沙羅】
ツバキ科の落葉高木。関東以西の山林中に自生。樹皮は淡黄赤色で滑らか。葉は長卵形で先がとがる。夏、白い5弁花を開く。庭木にする。さるなめり。あからぎ。
ひめ‐ねずみ【姫鼠】
ネズミ科の哺乳類。日本特産で、森林にすむ。体長約10センチ、尾も同じくらいある。果実や昆虫を食べる。
ひめ‐わらび【姫蕨】
ヒメシダ科の多年生のシダ。林の縁などの明るい所に生える。葉は長さ1メートル以上になり、葉身は羽状に細く裂けていて柔らか。
ひゃくしゃく‐かんとう【百尺竿頭】
百尺の竿(さお)の先端。転じて、到達すべき極点。ひゃくせきかんとう。「雪舟は、すでに、彼自身の—にあったのである」〈小林秀雄・雪舟〉
ひや・ける【冷(や)ける】
[動カ下一][文]ひや・く[カ下二]十分に冷える。「井戸ニツケタ西瓜(すいくわ)ワヨク—・ケル」〈和英語林集成〉
ヒューオン‐バレー【Huon Valley】
オーストラリア、タスマニア州南部の地域名。ヒューオン川沿いの一帯を指し、ヒューオンビルやジョーベストンなどの町がある。リンゴ栽培および林業が盛ん。原生林が広がるハーツマウンテン国立公園やサウスウ...
ひょう【豹】
ネコ科の哺乳類。ライオン・トラに次ぎ大形で、体長1.4〜1.8メートル、尾長85〜110センチ。黄色い地に梅花模様の黒斑があるが、全身黒色のものもいる。アジア・アフリカの平原・森林などに単独で暮...
ひょうじゅんしき‐ローマじつづりかた【標準式ローマ字綴り方】
日本語を書き表すためのローマ字つづり方の一。明治18年(1885)にローマ字会が定め、アメリカ人宣教師ヘボンが「和英語林集成」3版に採用したヘボン式を、明治41年(1908)に改正したもの。シ・...
ひょうじゅん‐もけい【標準模型】
素粒子間にはたらく三つの力(強い相互作用、弱い相互作用、電磁相互作用)をゲージ不変性に基づいて記述する理論。具体的には量子色力学、ワインバーグサラム理論に加え、クオークが3世代(6種類)以上必要...
ひよく‐どり【比翼鳥】
フウチョウ科の鳥。全長18センチくらい。雄は背面が赤く、胸のわきに扇形の緑色の飾り羽をもち、尾は中央羽根が線状で著しく長い。雌は全体に茶褐色。ニューギニアの森林に分布。