ほうが‐りん【萌芽林】
地表近くで木を伐採し、切り株からの萌芽を生長させた林。萌芽後に手入れして枝を適度に切り、幹となる枝を残す。
ほうき‐たけ【箒茸】
ラッパタケ科のキノコ。高さ約15センチ。上部がサンゴ状に多くの枝に分かれ、全体に白く、先端だけ淡紫色。秋に広葉樹林内に生え、食用。ねずみたけ。
ほうごう‐ざいせい【抱合財政】
日中戦争直前の昭和12年(1937)2〜6月、陸軍大将林銑十郎内閣のもとで財界出身の結城豊太郎蔵相が推し進めた財政政策。物価を抑制しながら軍備を増強させるため、軍部と財閥の利害を調整し、立ち遅れ...
ほう‐だて【方立】
1 門などに、扉を受けるために両側に立てる小柱または細長い板。ほこだち。 2 牛車(ぎっしゃ)の箱の前後の出入り口の左右に設けた手形のついた木。ほこだち。 3 箙(えびら)の下の方の鏃(やじり)...
ほうちゃく‐そう【宝鐸草】
イヌサフラン科の多年草。山地の林の中に生え、高さ約50センチ。葉は長楕円形。5月ごろ、緑白色の筒状の花を下向きにつけ、あまり開かない。その形が宝鐸に似るところからの名。《季 夏》
ほうてい‐ぎょうしゅ【法定業種】
個人事業税の対象となる業種。地方税法に定められている。第1種事業(物品販売業・製造業など37業種)、第2種事業(畜産業・水産業・薪炭製造業の3業種)、第3種事業(医業・弁護士業など30業種)に分...
ほう‐とう【朋党】
1 主義や利害を共通にする仲間。徒党。 2 中国で、宮廷内の官僚が結んだ政治的党派。宋代、王安石らの新法党と司馬光らの旧法党、明代の東林党などがその典型的な例。
ほうりん‐じ【法輪寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の寺。山号は、妙見山。山背大兄王(やましろのおおえのおう)が、父聖徳太子の病気平癒祈願のため創建と伝える。もと法隆寺の末寺で、伽藍(がらん)配置も法隆...
ほうろうき【放浪記】
林芙美子の自伝的小説。第一次大戦後の東京で、職を転々としながらもたくましく生きる女の姿を描く。昭和3年(1928)から昭和5年(1930)にかけて「女人芸術」誌上で発表。映画化・舞台化もされた。
ほ‐えき【補益】
[名](スル)不足をおぎない益を与えること。「血気ノ不足ヲ—スル」〈和英語林集成〉