ショットキー‐こうか【ショットキー効果】
高温の金属や半導体から熱電子が放出される熱電子効果において、強い電界を与えることで、より熱電子が放出されやすくなる現象。ドイツの物理学者W=ショットキーが発見。
しょとく‐こうか【所得効果】
所得の変化が各財の需要に及ぼす影響。→資産効果
しん‐か【真果】
種子の形成とともに子房が肥大してできた果実。梅・桃・キュウリ・トマトなど。⇔仮果(かか)。
しんしょく‐こうか【深色効果】
物質の吸収スペクトルが長波長側にずれる現象。分子構造の変化に伴いスペクトルが移動する。染料にこの効果をもつ分子を用いると、黄色のものが赤みを帯びるなど、色を深める効果がある。⇔浅色効果。
ジェボンズ‐こうか【ジェボンズ効果】
⇒ジェボンズのパラドックス
じかんじく‐こうか【時間軸効果】
将来の状態に対する期待によって生じる効果。例えば、中央銀行が、デフレ解消など一定の条件が達成されるまで金融緩和政策を継続すると約束することによって、市場が将来の短期金利の動向を予測し、現在の長期...
じき‐かいてんこうか【磁気回転効果】
強磁性体を磁化すると回転を生じる現象。または、強磁性体を高速回転させると、回転軸の方向に磁化する現象。前者はアインシュタインドハース効果、後者はバーネット効果とよばれる。
じき‐カーこうか【磁気カー効果】
⇒磁気光学カー効果
じきこうがく‐カーこうか【磁気光学カー効果】
磁場をかけた物質や磁性体により直線偏光が反射されるとき、偏光面が回転する現象。磁気光学効果の一。1876年、英国の物理学者ジョン=カーが発見した。磁気カー効果。
じき‐こうがくこうか【磁気光学効果】
磁場をかけることで、物質の光学的性質が変化する効果の総称。ファラデー効果や磁気光学カー効果などが知られる。