しだれ‐ひがん【枝垂れ彼岸】
シダレザクラの別名。
しだれ‐もも【枝垂れ桃】
観賞用の桃の一種で、枝が垂れ下がるもの。しだりもも。
しだれ‐やなぎ【枝垂れ柳】
ヤナギ科の落葉高木。枝は垂れ下がり、細長い葉をつける。雌雄異株。早春、黄緑色の花を穂状につける。日本には古代に中国から渡来。垂楊(すいよう)。糸柳。しだりやなぎ。《季 春》
し‐だ・れる【垂れる/枝垂れる】
[動ラ下一][文]しだ・る[ラ下二]《「しだる」(四段)の下二段化》細い枝などが、長くたれ下がる。「暗い空に赤い光が柳のように—・れた」〈万太郎・露芝〉
し‐とう【枝頭】
えだの先端。「風は—を揺(うご)かして」〈漱石・虞美人草〉
し‐よう【枝葉】
1 樹木の枝と葉。えだは。 2 物事の本質にかかわりのない部分。主要でない部分。「—の問題にこだわる」
しよう‐まっせつ【枝葉末節】
中心から外れた事柄。本質的でない、取るに足りない事柄。「—にとらわれて大局を見失う」
し‐りん【支輪/枝輪】
建築で、軒の斗栱(ときょう)部分や折り上げ天井で、斜めに立ち上がって並列している弧状またはS字状の材。
よ【枝】
えだ。一説に、花びらとも。「この花の一—の内に百種(ももくさ)の言(こと)そ隠(こも)れるおほろかにすな」〈万・一四五六〉