から【故/柄】
1 目的・目標を表す。ため。「我が—に泣きし心を忘らえぬかも」〈万・四三五六〉 2 原因・理由を表す。ため。ゆえ。「あにもあらぬ己(おの)が身の—人の子の言も尽くさじ我も寄りなむ」〈万・三七九九...
がら【柄】
[名] 1 からだつき。体格。「—が大きい」 2 その人に本来そなわっている品位・性格。「人のことを言える—ではない」「—が悪い」「—に合わない」 3 布・織物などの模様。「はでな—」 [接...
がら‐ぞめ【柄染(め)】
文様を染め出すこと。また、その染め物。
柄(がら)にもな・い
立場・地位、また能力・性格などにふさわしくない。「—・く殊勝なことを言う」
がらめき‐の‐ひ【柄目木の火】
新潟市の柄目木の地中から出る天然ガス。越後七不思議に数えることもある。
がら‐もの【柄物】
織物・衣服などで模様のあるもの。柄のある品物。
がら‐ゆき【柄行き】
布地などの模様から受ける感じ。がら。「地味な—」
つか【柄/欛】
《「束(つか)」と同語源》 1 刀剣などの、手で握る部分。 2 筆の軸。ふでづか。
つか‐いと【柄糸】
刀の柄に巻く組糸。
つか‐がしら【柄頭】
刀の柄の先の部分。また、その部分を覆う金具。縁頭(ふちがしら)。かしら。