なると‐みかん【鳴門蜜柑】
ナツミカンの一品種。淡路島の特産。3〜6月ごろ実が熟し、果実は大きく果肉は多汁で甘いが、種子の数が多い。
ばん‐かん【晩柑】
晩生の柑橘(かんきつ)類。1月から5月頃にかけて出回る。
ぶしゅ‐かん【仏手柑】
マルブシュカンの変種。実は先端が手の指のように分かれる。観賞用。てぶしゅかん。ぶっしゅかん。《季 冬 花=夏》
ぶっしゅ‐かん【仏手柑】
⇒ぶしゅかん(仏手柑)
ポン‐かん
《「ポン」はインドの都市プーナ(Poona)から》ミカンの一品種。実はやや大きく、香りが強く甘い。インドの原産で、九州などで栽培。《季 冬》 [補説]「椪柑」「凸柑」とも書く。
まる‐ぶしゅかん【丸仏手柑】
ミカン科の常緑小高木。ブシュカンの日本在来種で、九州南部の海岸地帯で栽培。枝にとげがあり、葉は楕円形。花は薄紫色。果実は鮮黄色の広楕円形で冬に熟し、香りが強く、砂糖漬けとする。かふち。
み‐かん【蜜柑】
1 ミカン科ミカン属の常緑小高木。また、その実。暖地に産し、葉は長楕円形。初夏、白色の小さな5弁花をつけ、黄橙色の実を結ぶ。果樹として広く栽培され、ウンシュウミカン・キシュウミカンなど多くの品種...
みかん【蜜柑】
芥川竜之介の短編小説。横須賀発の上り列車の二等客車の中の出来事を描く。大正8年(1919)5月、雑誌「新潮」に発表。当初は「私の出遇った事」の総題で発表された2編の小説のうちの1作で、のちに独立...
やつしろ‐みかん【八代蜜柑】
熊本県八代地方に産するウンシュウミカンの栽培品種。中形で、種子が多い。
ゆ‐こう【柚柑】
ユズの変種。果実は大きく、香気が高い。食用。