しみ‐ふか・し【染み深し/沁み深し】
[形ク]香りなどが強くしみ込んでいる。深くしみとおっている。「もて馴らしたる移り香いと—・うなつかしくて」〈源・夕顔〉
し・みる【染みる/沁みる/浸みる/滲みる】
[動マ上一][文]し・む[マ上二] 1 液体や気体が他の物に移りついて、次第に深く広がる。また、にじんで汚れる。しむ。「味が—・みる」「匂いが—・みる」「汗の—・みた下着」 2 液体や気体などの...
しみ‐わた・る【染(み)渡る/沁み渡る】
[動ラ五(四)]隅々までしみとおる。まんべんなくしみる。「酒が五臓六腑(ごぞうろっぷ)に—・る」
じ・みる【染みる】
[接尾]《動詞上一段型活用[文]じ・む(上二段型活用)》体言に付いて動詞をつくる。 1 それがしみついて汚くなる意を表す。「油—・みる」「垢(あか)—・みる」 2 そういうようす・状態に感じられ...