そめ‐がみ【染(め)紙】
1 種々の色に染めた紙。いろがみ。 2 《黄色や紺に染めた紙を用いたところから》仏教の経典をいう斎宮の忌み詞。染め草。「経、仏など忌みて、なかご、—など言ふなるもをかし」〈徒然・二四〉
そめ‐がら【染(め)柄】
染め出した色合いや模様。
そめ‐き【染(め)木】
1 染色に用いる草木。アカネ・スオウなど。染め草。 2 「錦木(にしきぎ)2」に同じ。
そめ‐ぎぬ【染め衣】
色を染めた着物。
そめ‐くさ【染め種】
染色に用いる材料。染料。
そめ‐くさ【染(め)草】
1 「染め木1」に同じ。 2 「染め紙2」に同じ。
そめ‐こ【染(め)粉】
粉末にしてある染料。
そめ‐こそで【染(め)小袖】
色染めの小袖。藍色のものが多い。
そめ‐しょうぞく【染(め)装束】
束帯を構成する袍(ほう)以外の中着や袴(はかま)を規定によらない好みの色目・文様にした装束。祭事などに一日晴(いちにちばれ)として許された。
そめ‐じ【染(め)地】
染色するための生地。また、染色した布地。