おん‐じゅう【温柔】
[名・形動] 1 穏やかで優しいこと。また、そのさま。温和柔順。「—な人柄」 2 あたたかで柔らかな感じがすること。また、そのさま。「彼(か)の—なる美術を用いて」〈逍遥・小説神髄〉
かい‐じゅう【懐柔】
[名](スル)うまく扱って、自分の思う通りに従わせること。「議会を—する」
ごう‐じゅう【剛柔】
かたいこととやわらかいこと。強いこととやさしいこと。
じゅう【柔】
やわらかいこと。また、そのもの。「外—内剛」
じゅう【柔】
[常用漢字] [音]ジュウ(ジウ)(漢) ニュウ(ニウ)(慣) [訓]やわらか やわらかい やわら 〈ジュウ〉 1 やわらかい。しなやかで弱い。「柔軟/優柔不断」 2 心がやさしい。おだやか。...
ぜん‐じゅう【善柔】
1 表面は柔和で、内心は誠意のないこと。また、その人。「苦言を悪み—を好し」〈阪谷素・明六雑誌四三〉 2 善良で気の弱いこと。
ないごう‐がいじゅう【内剛外柔】
「外柔内剛」に同じ。
にこ【和/柔】
[語素]やわらかい、こまかいの意を表す。「—やか」「—毛」
にゅう【柔】
⇒じゅう
やわ【柔】
[形動][文][ナリ]やわらかいさま。こわれやすいさま。また、ひよわなさま。「—なからだつき」「—な造りの門扉」「—な精神」