しば‐さし【柴挿(し)/柴指(し)】
祭りの物忌みの際、そのしるしとして柴をさすこと。また、祭場の標示あるいは祭場の境を示すために立てる柴。
しばた【柴田】
姓氏の一。 [補説]「柴田」姓の人物柴田勝家(しばたかついえ)柴田鳩翁(しばたきゅうおう)柴田桂太(しばたけいた)柴田翔(しばたしょう)柴田是真(しばたぜしん)柴田南雄(しばたみなお)柴田雄次(...
しばたがくえん‐だいがく【柴田学園大学】
青森県弘前市にある私立大学。昭和44年(1969)に東北女子大学として開学。令和3年(2021)に男女共学となり、現校名に改称。
しば‐ちょうず【柴手水/芝手水】
神仏を拝むときや山野で手水を使うとき、水の代わりに草や木の葉を用いること。→空手水(からちょうず)
しば‐づけ【柴漬(け)】
1 ナス・キュウリ・ミョウガなどの薄切りと赤ジソの葉などを塩漬けにしたもの。京都大原の特産。 2 冬、柴を束ねて川や湖などに沈めておき、それにすみついた魚を捕らえること。しのづけ。ふしづけ。
しば‐ど【柴戸】
《「しばと」とも》柴を編んで作った戸。柴の戸。転じて、粗末な住居。
しば‐の‐あみど【柴の編み戸】
「柴の戸」に同じ。「いにしへも夢になりにし事なれば—もひさしからじな」〈平家・灌頂〉
しば‐の‐いおり【柴の庵】
柴で屋根をふいた庵。転じて、粗末な家。しばのいお。しばいお。「まばらなる—に旅寝して」〈新古今・冬〉
しば‐の‐と【柴の戸/柴の門】
柴を編んでつくった戸、または門。転じて、粗末なすみか。柴の編み戸。柴の門(かど)。柴の枢(とぼそ)。柴の扉。「なごり猶寄せ帰る浪荒きを、—おしあけてながめおはします」〈源・明石〉
しば‐の‐とぼそ【柴の枢】
「柴の戸」に同じ。「山里の—は雪とぢて」〈玉葉集一〉