つが【栂】
マツ科の常緑高木。福島県以南の山地に自生。樹皮は縦に裂け、葉は短い針状で2列に並んで密生。4月ごろ、雄花と雌花とをつけ、球果は下を向く。材は建築やパルプに使われ、樹皮からタンニンをとる。つがまつ...
つがいけ‐こうげん【栂池高原】
長野県北西部、白馬(しろうま)岳東麓に広がる親の原を中心とした標高800メートル前後の高原。一帯は日本有数のスキー場として有名。
つが‐ざくら【栂桜】
ツツジ科の常緑小低木。中部地方以北の高山に生え、高さ10〜15センチ。茎は地をはい、先は直立してツガに似た葉を密につける。7月ごろ、淡紅色のつり鐘状の花を開く。《季 夏》
つが‐の‐き【栂の木】
⇒栂(つが)
つがのき‐の【栂の木の】
[枕]音の類似から、「つぎつぎ」にかかる。「—いやつぎつぎに天(あめ)の下知らしめししを」〈万・二九〉
つが‐まつ【栂松】
ツガの別名。
とが【栂】
ツガの別名。 [補説]「栂」は国字。
とが‐さわら【栂椹】
マツ科の常緑大高木。本州・四国の深山に自生。樹皮は灰色。葉は針状で、2列に密生する。4月ごろ、雌花と雄花が咲き、球果は黒褐色。材は軽く、建築材や桶に利用。
とがのお【栂尾】
京都市右京区、清滝(きよたき)川上流の景勝地。古来、高雄(たかお)(高尾)・槙尾(まきのお)とともに三尾(さんび)と称する紅葉の名所。明恵上人(みょうえしょうにん)が再興した高山寺(こうざんじ)...
とが‐の‐き【栂の木】
ツガの別名。