えい‐よう【栄養/営養】
1 生物体が体外から物質を取り入れ、成長や活動に役立たせること。無機物のみを取り入れる独立栄養と、有機物も取り入れる従属栄養に分けられる。 2 栄養となる個々の物質。栄養素。また、それを含む食物...
えいよう‐えき【栄養液】
植物の生長に必要な成分を要素とした水溶液。水栽培に用いる。培養液。
えいようえん【栄養塩】
⇒栄養塩類
えいよう‐えんるい【栄養塩類】
1 生物の栄養として必要な塩類。正常な生活を営むために必要な物質。 2 海水・陸水中に含まれ、植物プランクトンや海藻の栄養となる物質。珪酸塩・燐酸塩・硝酸塩・亜硝酸塩など。
えいよう‐か【栄養価】
食品の栄養としての価値。たんぱく質・脂肪・炭水化物・ビタミン・無機物質・繊維質などの成分の質と量によって表すが、消化吸収率に左右される。
えいよう‐かがく【栄養化学】
体内における栄養素の生理的役割や、食品に含まれる栄養素を化学的に研究する学問。
えいよう‐がく【栄養学】
栄養について科学的に研究する学問。栄養生理学・栄養化学・栄養病理学などに分けられる。
えいよう‐きかん【栄養器官】
栄養をつかさどる器官。植物では根・茎・葉などをさし、花などの生殖器官に対していう。動物では、広義には消化・呼吸・循環・排出の各器官を総称し、狭義には口・胃・腸などの消化器官をさす。
えいようきのう‐しょくひん【栄養機能食品】
保健機能食品の一種。高齢化や食生活の乱れなどで不足しがちなビタミン・カルシウムなどの栄養成分の補給・補完のために利用する食品。販売するためには、厚生労働省の定めた基準を満たし、かつ、決められた栄...
えいよう‐きょうせい【栄養共生】
2種以上の微生物が、単独では成長が困難でも、同一培地中で混合培養すれば、互いに他種に必要な栄養物質を合成し、共存すること。