こ‐りつ【股栗/股慄】
[名](スル)恐ろしさに足がふるえること。「漁夫は此時—して走り避ることさえも得ならず」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉
ささ‐ぐり【笹栗/小栗】
シバグリの別名。
さんど‐ぐり【三度栗】
シバグリの一種。1年に三度、実を結ぶという。
しな‐ぐり【支那栗】
中国・朝鮮半島で栽培されるクリ。実の渋皮は取りやすい。甘栗。
しば‐ぐり【柴栗】
《「しばくり」とも》クリの一品種。山地に自生し、実は小粒だが味がよい。ささぐり。《季 秋》「—の一人はぢけて居たりけり/一茶」
たんば‐ぐり【丹波栗】
丹波地方産の大粒の栗。おおぐり。
つち‐ぐり【土栗】
ディプロキスティス科のキノコ。夏から秋に山野に生える。初めは灰褐色の球形で、熟すと厚い外皮が星形に裂け、胞子の入った丸い袋が現れる。外皮は湿気を含むと反って開き、乾くと袋を巻いて押し、胞子が放出...
ててうち‐ぐり【出落栗】
丹波栗(たんばぐり)の別名。
どん‐ぐり【団栗/橡】
クヌギ・カシワ・コナラ・カシなどのブナ科植物の実。球形や卵形で堅く、下方を殻斗(かくと)が包む。《季 秋》「—の寝ん寝んころりころりかな/一茶」
なま‐ぐり【生栗】
生のままの栗の実。