いしき‐いっぱん【意識一般】
《(ドイツ)Bewußtsein überhaupt》カント哲学で、あらゆる経験に先立ち、それらの経験を可能にする、認識の究極的根拠としての自己意識。先験的統覚。純粋統覚。
いせ‐へいし【伊勢平氏】
桓武平氏の諸流のうち平維衡(たいらのこれひら)の子孫をいう。伊勢・伊賀地方を根拠地とした。5代忠盛以後、中央政界に進出し、その子の清盛が武家としてはじめて政権を樹立した。
いたずら‐ごと【徒事】
1 無意味なこと。くだらないこと。「—のみ思ひ続けられて」〈有明の別・二〉 2 みだらなこと。「恋の部とて五巻まで多かるは、—のつつしみなきなり」〈読・春雨・海賊〉 3 根拠のないこと。「男は胸...
いち‐いん【一因】
1 一つの原因。「物価上昇の—」 2 仏語。仏になるための唯一の根拠。
いちおく‐そうちゅうりゅう【一億総中流】
大多数の日本人が、自分は中流階級に属すると考えていること。旧総理府などが実施した「国民生活に関する世論調査」で昭和40年代以降、自分の生活水準を「中の中」とする回答が最も多く、「上」または「下」...
いとう【伊東】
静岡県、伊豆半島東海岸の市。温泉保養地で、泉質は単純温泉・塩化物泉など。港は遠洋漁業の根拠地、観光港。ミカン・ツツジの栽培が盛ん。人口7.1万(2010)。
イリ【Ili】
中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区北西部およびカザフスタン共和国南東部の地方。天山山脈を源とし西流するイリ川の流域。古来、トルコ系あるいはモンゴル系の諸遊牧民族の根拠地。現在も牧畜が盛ん。 [...
いわふね‐の‐さく【磐舟柵】
大化4年(648)、蝦夷(えぞ)に備えて越後国に設けられた城柵。大和朝廷の北方進出の根拠地。現在の新潟県村上市岩船付近と考えられている。
いわれ‐な・い【謂れ無い】
[形][文]いはれな・し[ク]正当な理由・根拠がないさま。不当である。いわれのない。「—・い疑いをかけられる」
いんが‐かんけい【因果関係】
1 二つ以上のものの間に原因と結果の関係があること。 2 犯罪や不法行為などをした者が法律上負担すべき責任の根拠の一つとして、ある行為と結果との間に存在していると認められるつながり。