いち‐じ【一次】
1 第1回。1番目。最初。「—募集」「第—越冬隊」 2 いちばん大切であること。根本的な事柄。「—史料」 3 数学で、式・関数などの未知数の最高次数が1であること。「—方程式」
いっこく‐にせいど【一国二制度】
一国の中に、政治制度・経済制度の根本的に異なる地域が複数ある状態。多く、社会主義国の中国において、1997年に英国より返還された香港などで資本主義や独自の政治制度が認められている状態をいう。19...
いん‐き【陰気】
[名・形動] 1 万物生成の根本となる二気の一。陰の気。⇔陽気。 2 気分・雰囲気・天候などが、晴れ晴れしないこと。また、そのさま。「なんとなく—な人」「—な会」⇔陽気。 [派生]いんきさ[名]
えいごう‐かいき【永劫回帰】
ニーチェの根本思想。人の生は宇宙の円環運動と同じように永遠に繰り返すと説き、生の絶対的肯定と彼岸的なものの全面否定を、著書「ツァラトゥストラはかく語りき」で主張。永遠回帰。
えいり‐ねほん【絵入り根本】
挿絵入りの歌舞伎脚本。安永(1772〜1781)ごろから文化・文政・天保年間(1804〜1844)を最盛期として、主に京坂で刊行。根本。
えいり‐ぼん【絵入り本】
本文の内容にそった挿絵の入っている本。特に、近世の絵入り根本(ねほん)・絵入り狂言本などをいう。絵本とは異なる。
えぐり‐だ・す【抉り出す/刳り出す】
[動サ五(四)] 1 刃物などを突き刺し、くりぬくように取り出す。「患部を—・す」 2 隠されている事実や真実を明らかにする。「根本的な問題点を—・す」
エミール【Émile】
《原題、(フランス)Émile ou De l'éducation》ルソーの書いた小説形式の教育論。1762年刊。主人公エミールの誕生から結婚までを5編に分けて叙述。児童の本性を尊重して、自由で...
えんらい【遠雷】
立松和平の長編小説。都市近郊農村でトマトのハウス栽培を行う青年を主人公に、都市化の波とともに崩壊していく共同体の姿を生々しく描く。昭和55年(1980)、第2回野間文芸新人賞を受賞した著者の出世...
おお【大】
[形動ナリ]大きいさま。たっぷりしたさま。「夏影のつま屋の下に衣裁(きぬた)つ我妹(わぎも)裏設(うらま)けてあがため裁たばやや—に裁て」〈万・一二七八〉
[接頭]名詞に付く。 1 大きい、...