ねっきり‐はっきり【根っ切り葉っ切り】
[副]「根きり葉きり」に同じ。「実にこんやで—、ほんとうにこれぎりこれぎり」〈魯文・安愚楽鍋〉
ねっ‐こ【根っ子】
1 草や木の根。また、木の切り株。 2 物事が成り立っている基礎になるもの。根本。おおもと。「いじめ問題の—にあるもの」
ね‐つき【根付き】
1 草木に根がついていること。また、根がついている草木。 2 「根付き魚」の略。
ねつき‐うお【根付き魚】
「根魚(ねうお)」に同じ。
ね‐つぎ【根継ぎ/根接ぎ】
1 (根接ぎ)接ぎ木の一。根を台木として接ぎ木すること。また、弱っている木に強い木の根を添え接ぎし、樹勢を取り戻させること。 2 (根継ぎ)木造建築で、柱や土台などの腐った部分を取り除き、新しい...
ねつぎ‐ばしら【根継ぎ柱】
1 根継ぎをした柱。 2 一家を継ぐべき人。跡取り。後継者。「年久しく—の男子もなければ」〈浮・三代男・二〉
ね‐つけ【根付】
1 印籠(いんろう)・巾着(きんちゃく)・タバコ入れなどを腰に下げるとき、帯にはさむひもの先端につけてすべりどめとした小形の細工物。材は木・象牙・角・金属などで、人物・動物・器物などが彫刻してあ...
ねつけ‐しゅう【根付衆】
いつもその人にくっついて、側を離れずにいる人たち。腰巾着(こしぎんちゃく)たち。「お—にとがめられ」〈浄・女楠〉
ねづ【根津】
東京都文京区東部の地名。根津権現社がある。もと遊郭があったが、明治21年(1888)洲崎(すさき)(江東区)へ移転した。
ね‐づ・く【根付く】
[動カ五(四)] 1 植えつけた草木が根を張って発育する。「挿し木が—・く」 2 新しい物事が定着する。「民主主義が—・く」