もりぐち‐だいこん【守口大根】
ダイコンの一品種。根は直径2センチほどであるが、長さは約1メートルにもなる。守口漬けにする。大阪府守口市の原産といわれ、岐阜・愛知両県に多く産する。長大根。
やせ‐おね【痩せ尾根】
両側が鋭く切り立った狭い尾根。馬の背。鎌(かま)尾根。
や‐ね【屋根/家根】
1 雨・風・日射などを防ぐために建物の最上部にあるおおい。「—を葺(ふ)く」「藁葺(わらぶ)き—」「—瓦(がわら)」 2 物の上部をおおうもの。また、最上部にあるもの。「自動車の—」「ヨーロッパ...
や‐の‐ね【矢の根】
「鏃(やじり)1」に同じ。
やのね【矢の根】
歌舞伎十八番の一。時代物。享保14年(1729)江戸中村座の初春狂言「扇恵方曽我(すえひろえほうそが)」の中の一幕として2世市川団十郎が初演。曽我五郎が矢の根を研いでまどろむうち、夢の中で兄十郎...
や‐ばね【矢羽根/矢羽】
1 矢に矧(は)ぐ鳥の羽根。ワシ・タカ・キジなどの翼の羽と尾羽が用いられ、矢の飛行方向を保つためにつける。護田鳥尾(うすべお)・中黒・切り斑(ふ)など、斑文の名でよばれる。 2 1の形を表した模様。
やまと‐しまね【大和島根】
日本国。「いざ子ども狂業(たはわざ)なせそ天地(あめつち)の堅めし国そ—は」〈万・四四八七〉
「大和島」に同じ。「名ぐはしき印南(いなみ)の海の沖つ波千重に隠りぬ—は」〈万・三〇三〉
ヤラッパ‐こん【ヤラッパ根】
《(スペイン)jalapa》メキシコ東部原産の蔓性(つるせい)多年草ヤラッパの塊茎。カブに似て太く、乾燥させたものを峻下剤(しゅんげざい)に用いる。ヤラビ根。ヤラプ。
やり‐ばね【遣り羽根】
「追い羽根」に同じ。《季 新年》「—や海原かくすさうび垣/誓子」
ゆり‐ね【百合根】
ユリの鱗茎(りんけい)。ふつう食用になるオニユリ・ヤマユリのものをいい、含め煮・茶碗蒸しなどの材料にする。