やま‐お【山尾】
山の尾根。稜線。〈和英語林集成〉
やま‐かぜ【山風】
1 山に吹く風。山から吹いてくる風。 2 夜間、尾根から谷、谷から平野部へと吹き下ろす風。山の斜面が放射冷却し、重くなった大気が低い方へ流れ出すために起こる。
やまがた‐くうこう【山形空港】
山形県東根市にある空港。特定地方管理空港の一。昭和39年(1964)神町空港として開港し、翌年、現名称に変更。民間航空機のほか陸上自衛隊も使用する。愛称、おいしい山形空港。→拠点空港
やまがた‐しんかんせん【山形新幹線】
福島と山形県新庄を結ぶミニ新幹線。在来の奥羽本線を新幹線の標準軌に改めて平成4年(1992)開業。列車は東京まで直通。小型の車両を東京・福島間は東北新幹線に併結し、福島で分離。列車名称は「つばさ...
やまがわ‐づけ【山川漬(け)】
干した大根を塩漬けにし、発酵させた漬物。鹿児島県指宿市山川地区の名産。薩摩焼の壺(つぼ)に漬けるところから壺漬けともいう。
やま‐ごぼう【山牛蒡】
1 ヤマゴボウ科の多年草。高さ1メートル以上になり、太いゴボウに似た根がある。葉は大きく、卵形で、質は厚くて柔らかく、互生する。6〜9月、白い小花の多数ついた穂を直立し、実は熟すと黒紫色になる。...
やま‐すが【山菅】
「やますげ1」に同じ。「咲く花はうつろふ時ありあしひきの—の根し長くはありけり」〈万・四四八四〉
やまたか‐じんだいざくら【山高神代桜】
山梨県北杜(ほくと)市武川町の実相寺境内にあるエドヒガンザクラの古木。根回り13.5メートルで、樹齢は約2000年といわれる。大正11年(1922)、国の天然記念物に指定された。山高の神代桜。神代桜。
やまと‐ぐさ【大和草】
アカネ科の多年草。山地の樹下に生え、高さ約15センチ。葉は卵円形で、対生する。4、5月ごろ、茎の上部の葉の付け根に、淡緑色の雄花と雌花とをつける。雄花の花びらは3枚あって反り返り、雄しべは長くて...
やまと‐しじみ【大和小灰蝶/大和蜆】
1 (大和小灰蝶)シジミチョウ科のチョウ。本州以南に普通にみられ、翅(はね)の開張27ミリくらい。翅の表面は雄が青紫色、雌は暗褐色、裏面はともに褐色を帯びた銀白色で黒点列がある。幼虫の食草はカタ...